会話AIエージェントを開発する早稲田大学発スタートアップ「エキュメノポリス」に新規出資
2022.08.22
Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅、以下「当社」)は、当社が運営する早稲田BRAVEアクセラレーション投資事業組合を通じて、株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:松山洋一、以下「エキュメノポリス」)に新規出資を行いました。
エキュメノポリスについて
エキュメノポリスは、教育・小売・医療現場や窓口業務等の労働集約的な対人サービス業をオンライン代行する会話AIエージェントプラットフォームを開発する早稲田大学発のスタートアップです。2023年には、プラットフォームをフル活用した第一弾製品として英会話学習支援サービスを展開予定です。
開発中のプラットフォームは、対話相手の音声・顔画像などから意図を推定し、対話の状態に合わせて表情やジェスチャーを生成したり、相手の発話の継続・終了の意図を推定して発話被りを低減したりといった、自然に近い会話を可能にします。また、量子コンピューティング技術も活用することで、高度にパーソナライズされた対話シナリオが自動・半自動で生成され、ユーザはビデオ会議やXRデバイスを通して手軽に会話インタラクションを体験できます。
出資背景
エキュメノポリスは、2021年に当社が企画運営を行う技術シーズの事業化支援プログラム「BRAVE」に創業前のフェーズで参加されました。当該プログラムを通じて、事業計画のさらなるブラッシュアップ等を行い、この度の出資を行うこととなりました。
引き続き、「人間とAIが豊かに共存し価値を創造できる社会」の実現に向けて、同社の成長を支援してまいります。
2022年度NEDO-STSに採択
エキュメノポリスは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が展開する2022年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(NEDO-STS)」に採択されました。採択された研究開発テーマは「マルチドメイン会話AIエージェントサービスプラットフォームの開発」で、教育や働き方のあらゆる場面でデジタル化が進むSociety 5.0を背景として、各産業の労働集約的な対面業務を代行できるような会話AIエージェント技術の開発を加速させていく予定です。
エキュメノポリスのプレスリリース全文は、こちらからご確認ください。
株式会社エキュメノポリス 会社概要
所在地 | 東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号 アントレプレナーシップセンター内 |
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代表者 | 松山 洋一 |
設立 | 2022年5月 |
事業内容 | 会話AIエージェントプラットフォーム開発およびそのアプリケーションの開発 |
URL | https://www.equ.ai/ |
Beyond Next Ventures株式会社 会社概要
大学や企業における優れた研究・技術を発掘し、社会への実用化に向けて、研究者や起業家と新産業の創出に挑む独立系VC・アクセラレーターです。資金的支援に加え、創業前からの事業化支援やディープテック領域における経営人材の育成など、VCの枠を超えて様々な活動を行うことで、より強固なエコシステムの構築に注力しています。
本社 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階 |
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代表者 | 代表取締役社長 伊藤 毅 |
設立 | 2014年8月 |
事業内容 | 日本・インドの技術系スタートアップへの出資・成長支援、技術シーズの事業化支援、研究開発型スタートアップにおける経営人材育成・採用支援、都心シェア型ウェットラボの運営など |
URL | https://beyondnextventures.com/jp/ |