東北大学とBeyond Next Ventures、日印間の人材交流・研究連携の拡大を目指す包括的な連携を開始

2026.08.27

国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:冨永 悌二、以下「東北大学」)とBeyond Next Ventures株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長 / 代表パートナー:伊藤 毅、以下「Beyond Next Ventures」)は、覚書(以下「本覚書」)を締結し、日印における学生・研究者の相互交流、人材育成、研究連携および共同研究成果の商業化推進に関する取り組みを開始しました。

本連携の背景と目的

Beyond Next Venturesはこれまで、ディープテック領域を中心に、研究成果の社会実装やスタートアップ創出に取り組んできました。加えて2020年に、インド・ベンガルールに子会社である「Beyond Next Ventures India Pvt. Ltd.」を設立し、インド専用ファンドを通じたスタートアップ出資や、インドのスタートアップエコシステムと日本企業をつなぐ取り組みを通じて、日印間のオープンイノベーションを推進してきました。

また、東北大学は2024年11月に文部科学大臣から国際卓越研究大学に認定されており、世界トップレベルの研究とその成果の社会還元を担う大学として、国際的な研究・人材交流のさらなる深化が期待されています。

こうした両者の背景は、日印間における人材・研究連携の機運の高まりとも重なっています。2025年8月の日印首脳会談では、今後5年間で50万人以上の双方向人材交流を目指す「日印人材交流イニシアティブ」が打ち出され、共同研究、事業化、大学間交流を含む産官学連携の強化が示されました。また、2025年4月から2026年3月までの1年間は「日印科学技術交流年」と位置づけられており、科学技術・イノベーション分野における相互補完的な協力の促進が期待されています。

本連携では、東北大学とBeyond Next Venturesがそれぞれ有するネットワーク、知見や機能を活用し、ディープテック分野を中心として、日印における学生・研究者の相互交流を促進することを主な目的としています。そのうえで、人材交流を基盤として、両国の研究ネットワークの拡充に貢献するとともに、将来的には共同研究の深化や研究成果の社会実装、スタートアップ創出へとつながる可能性も視野に、相互に協力していきます。

主な連携内容

本覚書に基づく主な連携内容は、以下のとおりです。

  • 日印間の学生・研究者の相互交流
  • ベンガルールにおける活動拠点の提供
  • 共同研究成果の商業化支援
  • 研究者向けリーダーシップ教育に関する協力

Beyond Next Venturesは、東北大学による日本でのインド人学生・研究者の受け入れや、インド側の大学・研究機関との接点づくりを支援します。また、東北大学の学生、研究者または職員がベンガルールへ派遣される場合には、Beyond Next Venturesのインド拠点の活用も想定しています。

代表コメント

Beyond Next Ventures株式会社 代表取締役社長 / 代表パートナー 伊藤 毅
今回の東北大学との連携は、日本とインドの学生・研究者交流を起点に、両国の研究・事業化の可能性を広げていく取り組みだと考えています。当社は、ベンガルール拠点や現地ネットワークを活かし、東北大学のインドにおける活動を支援するとともに、将来的には日印連携から生まれる研究成果の社会実装にも貢献してまいります。

国立大学法人東北大学理事・副学長(国際戦略・国際連携教育)/山口昌弘
本学はインド工科大学ボンベイ校やインド科学大学をはじめとする、インドのトップレベルの高等教育機関との連携に注力しています。インドに拠点を持つBeyond Next Ventures株式会社との連携は、本学とインドとのパートナーシップの深化を加速させる取り組みだと考えています。同社のインドにおけるネットワークや知見を活かし、日印における学生及び研究者の相互交流を促し、国際社会をけん引するグローバル人材育成と共同研究の強化を目指してまいります。

国立大学法人東北大学について

所在地 〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
東北大学総長 冨永 悌二
創立 1907年6月
URL https://www.tohoku.ac.jp/japanese/

Beyond Next Ventures株式会社について

Beyond Next Venturesは、地球規模の社会課題の解決に挑む研究者・起業家とともに、研究成果を社会の価値へとつなぎ、その価値が次の研究と挑戦を生む好循環の創出を目指します。ディープテックスタートアップへの投資に特化した480億円のファンドを運用し、独自のカンパニークリエーション機能、数百名以上の経営人材マッチング、ディープテックに関わる国内外のキーパーソンが集う「TECHNIUM Global Conference」の実施などを通じて、資金・人材・ノウハウを結集し、産学官一体となって研究成果の社会実装を支えるエコシステムの構築を推進します。

本社 東京都中央区日本橋本町3-7-2 日本橋本町昭和通りビル3階
代表者 代表取締役社長 / 代表パートナー 伊藤 毅
代表取締役 / ジェネラルパートナー 植波 剣吾
設立 2014年8月
事業内容 ディープテックスタートアップへの出資・成長支援​
大学や研究機関等が有する技術シーズの事業化支援​
経営チーム組成支援・経営人材の育成​
オープンイノベーション支援
研究環境の整備・研究者のキャリア支援​
URL https://beyondnextventures.com/jp/