NEDO「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」2024年度に採択
2024.06.21
Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 伊藤毅、以下「当社」)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募する2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」の実施予定事業者として採択されました。
MPMは、自らが起業またはスタートアップの経営者として参画することを志向する人材を発掘し、大学等の技術シーズ・大学発スタートアップとのマッチング等を実施することで、大学発スタートアップの経営人材獲得ルートを多様化し、その創出・成長を目指すことを目的に実施されます。
当社では、全国の優れた研究成果から数多くの優れたスタートアップを創出することを目指し、創業初期より大学発スタートアップの経営を担うビジネスパーソンの発掘、そして共同創業者として育成する活動に取り組んできました。
ディープテック領域の創業者・共同創業者を育成
2017年に開始した「INNOVATION LEADERS PROGRAM」(ILP)では、累計500名以上のビジネスパーソンに「研究者とのマッチング」と「スタートアップの創業実践機会」を提供し、累計50名あまりの大学発/ディープテックスタートアップの創業者・経営人材を輩出しています。
2021年に開始したEIR(客員起業家)型のディープテックスタートアップ創業プログラム「APOLLO」は、創業志望者がキャピタリストと二人三脚で世界展開を見据えたディープテックスタートアップの創出を目指す取り組みです。本プログラムから既に2社が誕生し、共に探索した技術シーズをもとに医療や食の課題を解決する事業を展開しています。
出資先企業の経営者採用支援
当社の累計80社に及ぶ出資先企業に対しては、下記の活動に取り組んでいます。
1.創業前に経営者を発掘し、研究者とのマッチングを経て経営チームを組成
2.創業直後の経営幹部(CXO)の採用
現在、大学や研究機関において、世界市場で成功するスタートアップの創出が強く求められています。このたびのMPM採択を受け、これまで私たちが取り組んできた創業者育成の経験、経営人材採用支援の経験を生かして、世界市場を目指す大学発スタートアップの経営人材の発掘・育成に取り組んでまいります。
◆NEDOのプレスリリース
2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」に係る実施体制の決定について
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100450.html
Beyond Next Ventures株式会社について
研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装を通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系ベンチャーキャピタルです。リード投資家としてシード期のディープテック・スタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション活動、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック・エコシステムの構築に取り組んでいます。
本社 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階 |
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代表者 | 代表取締役社長 伊藤 毅 |
設立 | 2014年8月 |
事業内容 | 日本・インドのディープテック・スタートアップへの出資および成長支援、研究シーズの事業化支援、経営人材の育成・経営チームの組成支援、都心シェア型ウェットラボの運営など |
URL | https://beyondnextventures.com/jp/ |