Beyond Next Ventures株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：伊藤毅、以下「当社」）は、国立大学法人愛媛大学（所在地：愛媛県松山市、学長：仁科弘重）、株式会社伊予銀行（本社：愛媛県松山市、頭取：三好賢治）と連携を強化し、愛媛大学発ベンチャー創出・育成、学生や教職員に対するアントレプレナー教育を加速します。

当社は、累計350億円超を運用するディープテックスタートアップの創業や成長支援に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。

2014年の創業時から一貫して大学シーズの事業化を支援しており、累計約80社の出資先企業へのシード投資及び成長支援に加えて、当社の研究成果の事業化支援プログラム「BRAVE」を通じて全国の大学研究者200名以上の起業を支援しています。

また、国立研究開発法人 科学技術振興機構（JST）の大学発新産業創出プログラム（START）における事業プロモーターとして支援した8件すべてのチームが起業を実現、さらに、2023年度のJSTによる「ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム（D-Global）」では、採択案件6件のうち2件の代表事業化推進機関を務めています。

当社が2023年3月に設立した3号ファンドでは、地域の大学との連携を強化し、大学発ベンチャーを創出する取組みを実施しています。今回、愛媛大学・伊予銀行との連携強化により、研究者や学生の起業マインドの醸成や教育を図るとともに、大学発ベンチャーの創出（年間3～5件）を目指します。

連携事項

(１) 大学発ベンチャー創出に向けた各種支援およびファイナンスに関すること
(２) 研究者・学生等に対するアントレプレナー教育に関すること
(３) 起業マインド醸成のためのイベントの開催
(４) 愛媛県内のスタートアップエコシステムの構築

具体的な活動内容

起業をテーマとする講義の開催（年1～2コマ）、「えひめ学生起業塾」のメンタリングなどの実施
起業を目指す愛媛大学研究者に対する起業支援を実施。具体的には、当社の研究成果の事業化支援プログラム「BRAVE」を活用し、経営人材とのマッチング、メンターからの助言、ネットワーキングなどを提供。また、国のスタートアップ創出事業に取り組む広島大学を主幹校とするスタートアップエコシステム拠点 Peace & Science Innovation Ecosystem（PSI）では、有望な研究シーズの発掘とその支援は重要な取組み事項であり、本連携協定を締結する3者で、PSIのスタートアップ創出事業の研究開発資金ギャップファンドの獲得を目指す。

Beyond Next Ventures株式会社について

研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装やエコシステムの底上げを通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系ベンチャーキャピタルです。リード投資家としてシード期のディープテック・スタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション活動、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック・エコシステムの構築に取り組んでいます。