海外Ph.D. / MBA で広がるキャリアパス 産業界への挑戦と活躍の機会 ~スタートアップ・起業・大企業という選択~
2024.03.06
【海外でPh.D.やMBAを取得した後のキャリアを模索されている方へ】
海外留学中に得られる専門知識や語学力、コミュニケーション能力等は、将来のキャリアにおいて大きな強みとなる一方で、海外留学後のキャリア形成は、情報へのアクセスのしづらさやロールモデルの少なさなどから、多くの留学生にとって課題となっています。特にPh.D.取得後のアカデミア以外への進路、すなわち産業界への就職や起業に関する情報は限られており、具体的なイメージを掴むことが難しいのが現状です。
そこで本イベントでは、海外でPh.D.やMBAを取得後に産業界への就職や起業をされた3名のゲストをお呼びし、キャリア選択の背景や、就職や起業に向けた準備などについてお話しいただきます!
▽登壇者3名はそれぞれ多様なキャリアを選択しています
・海外ポスドク研究員後に研究成果(会話AI)の社会実装のため起業した松山洋一氏
・海外MBA取得後に大企業やスタートアップへの就職を経て、医師免許取得後にスタートアップを起業した松村雅代氏
・海外Ph.D.取得後に大手外資系コンサル会社に就職したT氏
イベント概要
日時:(日本時間) 2024年3月27日(水)20:00~21:00
場所:Zoomウェビナー
参加費:無料
ご参加いただきたい方
・海外の大学・研究機関で研究している大学院生、研究者の方
・海外のビジネススクールに留学中の方
・海外留学後のキャリア形成について考えたい方
当日お話しいただくこと
・各ゲストによる自己紹介
・キャリア選択の経緯
・卒業後のキャリア選択にあたって考えたこと(アカデミア就職や他のビジネスキャリアとの迷いはなかったか等)
・いつ頃からどんな活動をしていたか
・それぞれのキャリアパスの魅力と課題
・就職活動/起業準備でよかったこと・苦労したこと
・海外留学経験やネットワークの重要性
・日本に戻る場合のハードルと克服法
・産業界へのキャリアを検討する海外留学生へ伝えたいこと
登壇者
松山 洋一氏
株式会社エキュメノポリス 代表取締役 CEO
早稲田大学 知覚情報システム研究所 客員准教授
早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工学専攻で博士号を取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式バーチャルアシスタントの研究開発プロジェクトや米Google、Microsoft、Yahoo!などとの各種会話AI産学連携プロジェクトを主導。帰国後の2019年度に早稲田大学 知覚情報システム研究所に主任研究員(研究院 准教授)として着任。研究成果の社会実装を目的に、2022年に株式会社エキュメノポリスを創業。代表取締役に就任。最初のサービスとして、会話AIエージェント搭載型英語スピーキング診断サービス「LANGX Speaking(ラングエックス・スピーキング)」をリリース。エキュメノポリスとしては、SXSW EDU 2023ファイナリスト登壇、東洋経済「すごいベンチャー100」2023年選出、他。
松村 雅代氏
株式会社BiPSEE 代表取締役CEO
心療内科医師。筑波大学卒業後、㈱リクルートを経て、Case Western Reserve University (Cleveland, OH, USA)へ留学しMBA(経営学修士号)を取得(医療経営学専攻 )。 DDI(現KDDI)へ就職後、米国医療系ITベンチャーSkila Inc. Skila Japan代表等を経て、2002年岡山大学医学部医学科に学士編入し、2006年医師国家資格を取得。 岡山大学病院総合診療内科・横浜労災病院心療内科にて心療内科専門研修を修了。臨床と並行し、JFEスチール㈱、㈱NTTデータ等で産業医を務める。現在も1回/週、都内の医療機関で心療内科外来の担当を続けている。
大手外資系コンサルティングファーム T氏
東京大学卒業後、米国ペンシルバニア大学へ留学し、がん研究にてPh.D.取得。その後、大手外資系コンサルティングファームの東京オフィスへ就職し、医療・創薬領域におけるコンサルティングに従事。
モデレーター
山本 実侑
Beyond Next Ventures株式会社 エコシステム部門 インキュベーション
高校生のころから微生物の環境応答等をテーマとした研究を始め、大学では、深海熱水噴出孔に生息する超好熱菌の生態と系統関係から、初期的な生命の生息域拡大過程を推測する研究を行う。 2020年4月に野村総合研究所 コンサルティング事業本部に入社。中央省庁の産学官連携推進・スタートアップ支援事業や、医療・エネルギー分野における新規事業開発の支援等に従事。2022年8月からは研究開発型スタートアップBIOTAにて副業を開始し、研究開発、助成金の獲得・運用、人材採用などに携わる。2023年11月に当社へ参画し、研究シーズの事業化支援を担当。アカデミアに適切な資金がもたらされ、日本の研究者が豊かな研究生活を送ることができる社会作りを目指している。東京大学理学部地球惑星環境学科卒業
Beyond Next Ventures株式会社について
研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装を通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系ベンチャーキャピタルです。リード投資家としてシード期のディープテック・スタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション活動、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック・エコシステムの構築に取り組んでいます。
本社 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階 |
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代表者 | 代表取締役社長 伊藤 毅 |
設立 | 2014年8月 |
事業内容 | 日本・インドのディープテック・スタートアップへの出資および成長支援、研究シーズの事業化支援、経営人材の育成・経営チームの組成支援、都心シェア型ウェットラボの運営など |
URL | https://beyondnextventures.com/jp/ |