日米トップ大学の研究者に聞く、アカデミアの次なる一手:世界で活躍する大学発スタートアップ創出への道筋|From Academia to Global Impact #1

2024.02.27

大学発・ディープテックスタートアップのエコシステムの底上げに取り組むBeyond Next Venturesがお届けする、対話型イベントシリーズ「From Academia to Global Impact」。

第1回目は、ノーベル賞受賞プロジェクトにも貢献し、内閣府ImPACT プログラム・マネージャー、世界経済フォーラムからヤング・グローバル・リーダーにも選出された、東京大学・UCLAでのご経験を持つ合田 圭介教授と、早稲田大学・カリフォルニア大学サンディエゴ校にて、日米における大学発スタートアップや大学の技術移転などを専門に研究する牧 兼充准教授をゲストにお迎えします。

日本とアメリカのトップ大学にて、アカデミアの立場から大学発スタートアップに携わられてきたお二人の経験と知見を共有いただきながら、日本の研究成果を世界に飛躍させていくためには何が必要なのか、対面形式でディスカッションしていきます。

懇親会もありますので、対面での交流もお楽しみいただけたらと思います!

イベント概要

日時:2024年3月8日(金)17:30~19:00(以降、21:30頃まで懇親会)
場所:京橋エドグラン
参加費:パネルディスカッションは無料、懇親会は3,000円(軽食・飲み物あり)
※イベント開催前に入館方法をメールにてご連絡差し上げます。
※イベント開始までの間(13:00~17:30)、会場でリモートワークしていただけます。

  • お申込はこちら:http://ptix.at/lOFSTI
  • ご参加いただきたい方

    ・研究成果の実用化に向けてより良いスタートを切りたいアカデミア研究者
    ・事業化へ動き出す研究者をより強力にサポートし、グローバル展開への道を模索する大学のスタートアップ支援者

    アジェンダ

    17:00 – 17:30 参加受付
    17:30 – 17:40 趣旨説明
    17:40 – 18:00 合田 圭介 教授による海外での取り組み紹介
    18:00 – 18:20 牧 兼充 准教授による日米の比較研究や政策提言
    18:20 – 19:00 パネルディスカッション「日本のアカデミアにいま一番必要なこと」
    19:00 – 21:30 懇親会

    登壇者

    合田 圭介

    東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校工学部生体工学科 教授(非常勤)
    武漢大学工業科学研究院 教授(非常勤)
    株式会社CYBO 取締役CSO
    株式会社LucasLand 社外取締役CSO
    株式会社FlyWorks 取締役CTO

    東京大学大学院理学系研究科化学専攻・教授、UCLA工学部生体工学科・非常勤教授、武漢大学工業化学研究院・非常勤教授。2001年にカリフォルニア大学バークレー校理学部物理学科を卒業(首席)。2007年にマサチューセッツ工科大学大学院理学部物理学科博士課程を修了(理学博士)。カリフォルニア工科大学LIGO研究所及びカリフォルニア大学ロサンゼルス校工学部電気工学科を経て、2012年より東京大学に教授として就任。現在は、光量子科学、ナノテク、データサイエンスなどの分野の手法を融合することで生物学・医学におけるセレンディピティを可能にする技術の開発を推進中。これまでに300近くの学術論文を発表、30以上の特許を出願、4つのベンチャー企業を創業、30以上の賞を受賞、25名以上の大学教員を輩出。

    牧 兼充

    早稲田大学ビジネススクール 准教授
    カリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of Management 客員助教授

    研究分野は、テクノロジー・マネジメント、イノベーション、アントレプレナーシップ、科学技術政策、大学の技術移転、大学発ベンチャー等。今までの研究成果は、主に (1) ベンチャー企業を創出するための大学の制度設計、(2) ベンチャー企業の成功確率の向上手法、(3) イノベーション・システムの日米比較、の3つに分類される。政策研究大学院大学助教授、スタンフォード大学リサーチ・アソシエイト、カリフォルニア大学サンディエゴ校講師、慶應義塾大学助教・助手等を経て現職。日米において、大学を基盤としたイノベーション・システムの構築に従事。特に日本においては、政府、地方自治体の委員会に関わり、有効なイノベーション政策のあり方について模索している。カリフォルニア大学サンディエゴ校において博士(経営学)を取得。慶應義塾大学において、修士(政策・メディア)及び学士(環境情報)を取得。

    モデレーター

    山本 実侑

    Beyond Next Ventures株式会社 エコシステム部門 インキュベーション

    高校生のころから微生物の環境応答等をテーマとした研究を始め、大学では、深海熱水噴出孔に生息する超好熱菌の生態と系統関係から、初期的な生命の生息域拡大過程を推測する研究を行う。 2020年4月に野村総合研究所 コンサルティング事業本部に入社。中央省庁の産学官連携推進・スタートアップ支援事業や、医療・エネルギー分野における新規事業開発の支援等に従事。2022年8月からは研究開発型スタートアップBIOTAにて副業を開始し、研究開発、助成金の獲得・運用、人材採用などに携わる。2023年11月に当社へ参画し、研究シーズの事業化支援を担当。アカデミアに適切な資金がもたらされ、日本の研究者が豊かな研究生活を送ることができる社会作りを目指している。東京大学理学部地球惑星環境学科卒業

    佐藤 将史

    Beyond Next Ventures株式会社 エコシステム部門 インキュベーション

    野村総合研究所にて16年間、宇宙ビジネスやスタートアップ支援、オープン・イノベーション関連のコンサルティングに、政策立案から企業戦略まで幅広く従事。2019年6月、月面探査事業を行う宇宙ベンチャー「ispace」に参画し、Principalを務める。
    一般社団法人SPACETIDE共同設立者・理事兼COOとして、日本初の民間発宇宙ビジネスカンファレンス“SPACETIDE”の企画・運営を行う。東京大学理学部卒(地球惑星物理学・2001年)・同大学院理学系研究科修了(地球惑星科学・2003年)、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 MPP(公共政策学修士・2013年)

    Beyond Next Ventures株式会社について

    研究者や起業家と共に、革新的なサイエンス/テクノロジーの社会実装を通じて、地球規模の社会課題の解決を目指す独立系ベンチャーキャピタルです。リード投資家としてシード期のディープテック・スタートアップへの支援を強みに、研究成果の実用化を加速するインキュベーション活動、経営チームの組成ならびに経営人材の育成、都心シェア型ウェットラボの運営など、VCの枠を超えてディープテック・エコシステムの構築に取り組んでいます。

    本社 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階
    代表者 代表取締役社長 伊藤 毅
    設立 2014年8月
    事業内容 日本・インドのディープテック・スタートアップへの出資および成長支援、研究シーズの事業化支援、経営人材の育成・経営チームの組成支援、都心シェア型ウェットラボの運営など
    URL https://beyondnextventures.com/jp/