Beyond Next Ventures株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：伊藤 毅、以下「当社」）は、株式会社KOALA Tech（本社：福岡市西区、代表取締役：藤原 隆、以下「KOALA Tech」）に追加出資を行いました。今回は、当社を含め複数社を引受先とした第三者割当増資によるシリーズB資金調達ラウンドのファーストクローズとなります。

※KOALA Techは2/1~2/3まで東京ビッグサイトで開催されるnano tech 2023に出展します。

今回の調達資金により、現在共同開発を行っている複数の大手企業とのアライアンスをさらに深化させ、KOALA Techが開発する有機半導体レーザーの性能向上やサンプル製作などを行い、実用化を加速させていく予定です。当社ではKOALA Techの創業時から関わっており、世界初の技術の事業化に向け、更なる成長を期待しています。

KOALA Techについて

九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センターで世界に先駆けて実現された有機半導体レーザーダイオード（OSLD）のレーザー技術の実用化を目指して設立された九州大学発ベンチャー。現在普及している無機半導体レーザーでは困難な波長でのレーザー発振、製造の低コスト化、デバイスの小型化などを可能にするOSLDをレーザー光源として実用化し、近年高精細・フレキシブルディスプレイとして注目される有機EL素子（OLED）をはじめ、有機電子デバイスプラットフォームに高い互換性をもつレーザー光源を実現。今後予想されるスマートデバイスのさらなる小型化や軽量化に向けて、センサーやディスプレイの光源として重要な役割を果たす次世代キー技術です。

株式会社KOALA Tech 会社概要

Beyond Next Ventures株式会社 会社概要

サイエンス・テクノロジーを基盤とした新産業の創出とチャレンジする人材の輩出により社会に貢献することをミッションに、大学や企業に眠る革新的な技術の種（シーズ）を見出し、研究者や起業家と共にその社会実装に挑む独立系ベンチャーキャピタルです。累計220億円のファンドを運用し、シード期から大学発ベンチャーやディープテックスタートアップを中心に約70社へ出資を実行。また、研究成果の実用化を目指す研究者向け起業支援プログラム「BRAVE」の運営、ディープテックスタートアップの経営者の発掘・育成活動、バイオスタートアップ向けの都心シェアラボ「Beyond BioLAB TOKYO」の開設など、VCの域を超えた様々な活動を通じて、ディープテックエコシステムの構築に取り組んでいます。