日米韓で展開するデジタルヘルス領域のグローバル・スタートアップ 株式会社Olive Unionに出資

2021.04.05

Beyond Next Ventures株式会社(以下「当社」)は、 当社が運営するBeyond Next Ventures2号投資事業有限責任組合を通じて、 株式会社Olive Union(本社: 東京都目黒区、代表取締役: OwenSong、以下「Olive Union)に出資を行いました。今回は、 当社に加え、 Bonds Investment Group株式会社を引受先とした第三者割当増資と、株式会社日本政策金融公庫などからの融資を合わせ、総額約7億円の資金調達ラウンドとなります。

Olive Unionは、テクノロジーで世界の「聞こえ」の課題に取り組み、スマートフォンアプリで「音の最適化」ができる聴覚サポートイヤホン『Olive Smart Ear(以下 、オリーブスマートイヤー)』を開発・販売している、日米韓で展開するデジタルヘルス領域のグローバル・スタートアップです。

日本における聞こえに課題を持つ人口は1,500万人(※3)を突破し、今後益々の増加が見込まれる一方で、補聴器普及率はわずか14%と、主要各国の補聴器使用率の半分にも満たない現状です。そんななか、『補聴器とは異なるアプローチで聞こえの課題に挑む』オリーブスマートイヤーは、そのスタイリッシュなデザインに加え、独自開発のサウンドアルゴリズムを搭載したスマートフォンアプリと連携することで人の手を介さずに自動で音の調整を可能にしました。さらに、通常の補聴器の10分の1の価格を実現しており、2019年に発売開始してからわずか1年で約20,000台を販売しています。
(※3)1500万人:日本補聴器工業会JapanTrak 2018.

 

◆弊社担当キャピタリスト 橋爪よりコメント
Olive Union社と出会い、「聞こえ」に関する社会課題の大きさを知り、グローバルなチームで課題解決を目指す姿に惚れて出資を決めました。Olive Unionは「聴覚サポートイヤホン」をチップの製造から販売、そして、スマートフォンのアプリを使ったパーソナライズまで一気通貫で提供することで、より身近に感じさせるユーザー体験を提供しております。販売開始からわずか1年で、全世界で約20,000台を販売した実績がこの価値を証明しています。難聴に起因する認知症、耳鳴りなど「聞こえ」に関する社会課題は他にも多く、耳に関するDigital TherapeuticsスタートアップであるOlive Unionとともに、これらの課題を解決していきます。

 

Olive Union社のリリース全文はこちら

 

【株式会社OliveUnion 概要】
会社名:株式会社Olive Union
代表者:代表取締役社長 オーウェン・ソン
本社所在地: 東京都目黒区青葉台1-30-11土屋ビルディング7F
設立:2016年7月
事業内容:聴覚サポートイヤホン『Olive Smart Ear』の開発、製造、販売等関連サービス
URL:https://www.oliveunion.com/jp/


【Beyond Next Ventures株式会社 概要】

会社名:Beyond Next Ventures株式会社
代表者:代表取締役社長 伊藤 毅
本社所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目7−2 MFPR日本橋本町ビル 3階
設立日 2014年8月
事業内容:スタートアップへの出資事業および付随するその他業務
URL:https://beyondnextventures.com/jp/


【本リリースに関するお問い合わせ先】

Beyond Next Ventures株式会社 広報
E-mail: pr@beyondnextventures.com