有機半導体レーザーを実用化する九州大学発スタートアップKOALA Techに追加出資

2020.03.18

Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅、以下「当社」)は、当社が運営するファンドを通じて、有機半導体レーザーダイオードの開発を行う九州大学発スタートアップの株式会社KOALA Tech(本社: 福岡県福岡市、代表取締役: リビエル ジーン チャールズ モーリス、以下「KOALA Tech」)の実施する総額約1.5億円の第三者割当増資において、Sony Innovation Fund、QBキャピタル合同会社、田中藍ホールディングス株式会社とともに出資を行いました。

KOALA Tech(Kyushu Organic Laser Technology)は、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(センター長:安達千波矢)で研究開発が行われてきた有機半導体レーザーダイオード(OSLD : Organic Semiconductor Laser Diode)の事業化を行うため、2019年3月に設立されました。

OSLDは、現在広く普及している無機半導体レーザーでは困難な波長でのレーザー発振、将来的な低コスト化、有機ELディスプレイとの一体製造、フレキシブル基板や透明基板上での製造が可能です。これらの性質を活かし、生体認証、アイトラッキング、マイクロディスプレイ、AR/VRデバイス、モーションセンサー、バイオセンサー、レーザー治療などのアプリケーションへの展開が期待されています。KOALA Techは、昨年、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のシード期の研究開発型ベンチャー(STS)に対する事業化支援にも採択され、世界初のOSLDの事業化に向けて、新たな発光材料を開発するなど、開発を進めてきました。

当社はKOALA Techの創業から関与し、資金調達や事業提携をはじめとして経営全般の支援を行ってきました。今回、KOALA Techの更なる成長を期待しSony Innovation Fund、QBキャピタル合同会社及び田中藍ホールディングス株式会社との共同での出資をリードインベスターとして主導しました。